先日話題として触れた
Windows ReadyBoostですが、10日くらい使ってみた感想を記したいと思います。
まず操作感覚ですが、まぁそこそこ体感できるレベルで動作が軽快になったところもありました。例えばウィンドウが開く速さですとかブラウザが開く速さと言った、普段よくある利用シーンでのことです。ですが、それほどサクサクと言ったほどでもないです。動画のエンコードでは大きな効果がなかったです。
せっかくなので数値で比較しておきます。使用したベンチマークソフトは「
CrystalMark09」で、メモリ周りのチェックのみを行いました。
| Windows ReadyBoost無効 | Windows ReadyBoost有効 |
ベンチ結果画像 |  |  |
Read(MB/s) | 6391.02 | 6827.49 |
Write(MB/s) | 2539.41 | 2597.01 |
Read/Write(MB/s) | 2513.15 | 2542.14 |
Cache(MB/s) | 36080.70 | 35873.72 |
Score | 15073.00 | 15575.00 |
それぞれ5回ずつチェックしたときのチャンピオンデータを拾いました。まぁそれほどの差はないですね。OSの起動時間も一応簡単に測定しましたが、Windows ReadyBoost無効では99秒、有効では86秒となりました。
結論を言えば、専用に使える高速タイプのUSBメモリをたまたま持っていない限りは利用の必要はないと思います。専用に買い揃えるようなことはしない方が賢明かと思います。
ちなみにWindowsエクスペリエンスインデックスにも違いはありませんでした。今のところメモリがボトルネックなのでちぃ~っとだけ期待してたんですが… まぁ、当然ですね。